28日のJ2第15節で讃岐と対戦する水戸。讃岐には昨季まで2年間水戸でプレーした馬場賢治がいる。昨季、低迷したチームの中で先頭に立ってチームを引っ張った馬場に対しての思いを西ケ谷隆之監督が語った。
讃岐との一戦に向けて、どうしても意識してしまうのは馬場の存在。2年間リーダーとしてチームを引っ張り、絶大な存在感を示した。それだけに選手たちも「楽しみ」(船谷圭祐)と対戦を心待ちにしている様子だ。
一昨年はコーチとして、昨季途中からは監督として馬場とともに戦った西ケ谷監督は、彼に対する思いを口にした。
「昨年苦しい時期に先頭に立ってチームを引っ張ってくれて、残留の手助けをしてくれた。彼が2年間一生懸命戦ってくれたおかげでいまがある。感謝しています」
ただ、勝負は別。勝負師としての鋭い目線でこう続けた。
「彼のストロングもウィークも分かっている。なので、策を講じて試合に臨みます」
文:佐藤拓也(水戸担当) 写真:徳丸篤史
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/05/27 17:21