2日、レスター・シティーがプレミアリーグ王者に輝いた。開幕前の下馬評を大きく覆すスモールクラブの大活躍に国内外が沸いたのは記憶に新しい。
海外サッカー通でアーセナルファンとして知られる喜山康平は、この“奇跡の優勝”について「アーセナル(の優勝)が厳しいのなら、レスターに優勝してもらいたいと思っていた」と話す。「(途中で)失速するのかなと思った、最後まで戦い方がブレなかった。選手全員がチームのために献身的にプレーして、クラウディオ・ラニエリ監督も個々の選手の長所をうまくチーム力に反映させていた」と感嘆の様子。「割り切ったサッカーをしているけど、見ていて気持ちの良い、スカッとするチーム。サッカーは面白いなということを再認識させてもらった」と、あらためてレスターの快進撃に敬意を表していた。
トロフィーの行方が決まったいま、喜山の注目はアーセナルのCL出場権獲得となる。現在3位につけるアーセナルは、このままいけばCL出場権を獲得できる。残り2試合、5位のマンチェスターUとの勝ち点差は『7』だが、マンチェスターUは1試合消化が少ないため、逆転される可能性もわずかながら残されている。また、上を見れば2位のトッテナムとの勝ち点差は『3』で、逆転は十分可能という状況。喜山の注目は最終節まで途切れそうになさい。
(松本担当 多岐太宿)
2016/05/06 19:35