今季から千葉に活躍の場を求めた近藤直也。今節は8年間、共に柏で戦った南雄太が所属する横浜FCと対峙するため、非常にモチベーションが高い。「南さんは柏レイソルのときにすごくお世話になった先輩なので、さすがに負けたくないですね」と、並々なる意欲を示している。
この2人の対峙は2010年以来。その年のJ2第8節では、近藤が南から先制点を奪って柏が勝利を収めた。今回も「(得点を)取りたいですよ。(前回)熊本と対戦したときは取りましたから。取ってやりましたから笑。今回も是非。前節(の岡山戦ではセットプレーから惜しいヘディングシュート)もあったのでね」と先輩が守るゴールをこじ開けたいと話す。
近藤に南の印象を聞くと、「柏にいたときは話しかけづらいような感じの先輩でした笑。オーラがね。でも、南さんがレイソルから離れて、ご飯に行く機会も多くなったので、今は凄く話しやすい先輩笑」とのこと。プレー面でも「あの年齢までやっているので、本当にいいGKだと思う」と先輩の凄さを語っていた。
近藤が昨年までJ1を主戦場とし、南は2010年より熊本、2014年から横浜FCとJ2のピッチに立っていたため、なかなか実現しなかった両者の直接対決。近藤がピッチでどのような恩返しを見せるのか注目をしたい。
(千葉担当 松尾祐希)
2016/03/13 10:40