南部ダービーは予想外のスコアレス
総得点がリーグ最多のローマと、3位のナポリの激突が、スコアレスドローに終わると予想した人は少ないのではないだろうか。南部の雄の激突は、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。
リーグで3試合白星がなく、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝トーナメント進出こそ決めたものの、勝利必須の最終節もスコアレスドローに終わったローマは、ルディ・ガルシア監督の進退が騒がれていた。それだけに、好調ナポリとのアウェイゲームで、両ウイングも守備を意識した負けない戦い方に終始。だが、課題の守備がクリーンシートだったことは朗報かもしれない。
一方のナポリも、得点王争い首位を快走するFWゴンサロ・イグアインが、FWディエゴ・マラドーナ超えとなるホームでの連続得点記録を意識したのか、ナーバスなところを見せて不発。今季3度目となるノーゴールに終わった。マウリツィオ・サッリ監督が「ボクシングならタオルが投げられていた」と語るほどの展開だっただけに、勝ちきれなかったのはナポリにとって痛手だろう…
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(BLOGOLA編集部)
2015/12/18 12:20