仙台は10日間のオフを経て12月3日に練習を再開。26日の天皇杯準々決勝・柏戦以降に向けた準備期間を4つのクールに分け、徐々に状態を上げているところだ。
12日には“第2クール”の締めくくりとして、仙台大と30分×4本の練習試合を行った。2本ずつでメンバーを入れ替える形で、試合勘を取り戻し、連係を確認する目的だった。対戦相手の都合もあり、この週に練習試合が組めるかどうかは不透明なところもあったが、最終的に可能に。「選手はまだ体が重そうでしたが、有意義な時間を過ごせました」と、渡邉晋監督はチームの姿勢を評価した。
4本合計のスコアは10-0。4得点のハモン・ロペスは「自分が4点を取れたことよりチーム全体のプレーが良かった。決勝戦まで三試合戦えるような体作りをしたい」、復調してゴールしたウイルソンは「この時点で体重も落とせて状態はいい。さらに連係を深めたい」と、選手もそれぞれ手ごたえを得たようだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/12/12 19:17