リーグ戦が終了し、26日には栗山直樹、伊藤槙人、能登正人、河津良一の4名が契約満了により退団すると発表された。27日には伊藤と栗山がクラブハウスを来訪。報道陣の前に姿を現した伊藤は「(サッカーの世界で)挑戦してみたいという気持ちがある。サポーターの方々からは試合にあまり出ていないのに温かい声をかけていただいた。本当に感謝しかないです」と話し、感謝の意を述べつつ現役続行に強い意欲を示した。
また、プロ3年目の栗山も新たな所属先を探すことを明言。「けががあったとはいえ、3年間でリーグ戦7試合しか出場することができなかった」と本人は話すが、今季はけがに泣かされた2年間を乗り越え、念願のJデビューを飾った。それだけに手ごたえをつかんだ部分は多々あったはず。「来年、敵として対戦するのなら、ジェフを出て行った選手が恩返し弾をすることが多いのでそういう選手になりたいと思います(笑)」という活躍を、ピッチの上で見せることに期待をしたい。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/11/27 20:32