15日の天皇杯4回戦(甲府戦/延長2○1)で、延長後半の終了間際に見事な決勝ゴールを決めたのがクリスティアーノ。得点の経過、チームへの想いは本日発売の本紙で記事にした通りだが、彼の怪しいゴールパフォーマンスについて改めて取材を行った。
彼は後輩エドゥアルドと2人で両手を差し上げ、人差し指を立てて上下しつつ腰を振る謎のパフォーマンスでゴールを祝った。「すごく疲れていたけれど、ただうれしくて……」という疲労と歓喜の中で見せたちょっと緩い、幼児っぽい踊りだった。
本人に聞くと「息子がよく家で踊っているダンスをそのまま真似した」とのこと。スタジアムにも見に来ていた息子(ダヴィちゃん)を喜ばせようということで、試合前にはわざわざエドゥアルドと「練習していた」という踊りだった。元を辿るとブラジルのアニメ作品“クリスタウンジーニョ”に出てくるモノらしい。
「新しいのを練習します」と言い残して練習場から去って行ったクリスティアーノ。きっと彼のチャントにもなっている“ひげダンス”を披露すれば、坊やはともかく、サポーターが大喜びすると思うのだが…。
(柏担当 大島和人)
2015/11/18 20:00