「何としても公式戦で結果を出さないと」と語気を強めるのは山本大貴。特に「FWとしてゴールで存在価値を示したい」と強調するように、今季はここまで明治安田J1・2nd第1節・広島戦での1得点にとどまっているゴール数を伸ばしたいところだ。
次のチャンスは、14日の天皇杯4回戦・松本戦だ。山本にとって、松本は昨季途中に期限付き移籍をして7得点を挙げるなど、経験を積んだチーム。仙台に戻って迎えた今季の“古巣戦”での山本は、アウェイでの1st第7節(0●1)は終盤の途中出場、ホームでの2nd第6節(3○1)ではメンバー入りできず、と、悔しい思いをした。
再びホームで迎える今回の対戦は、誕生日(11月15日)の前日に開催される。この試合を前にしたオフに、石川直樹に招かれてリャン・ヨンギとともに食事会をしたときに、サプライズで前祝いをされたという。先輩たちからアドバイスを受け、「結果を出して、いい形で誕生日を迎えたい」と気合いを入れている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/11/12 20:34