明治安田J1・2nd第15節松本戦(2○1)で貴重な同点弾を挙げた谷口博之。豊田陽平からの落としをアクロバティックなヒールシュートで流し込むという難度の高いゴールだった。谷口自身も「狙ってないので(笑)実際、入ったことに気づいていなくて(水沼)宏太が喜んでいたから最後に触ったの俺(のゴール)か!みたいな感じで(笑)」と振り返っていた。
谷口にとってはこれが自身のJ1通算50得点目の記念すべきゴールとなった。「300試合出場と50得点は目標にしていた」と話すように今季、その2つの偉大な数字を達成することとなった。目標の数字に到達したことで饒舌だったのか直後には「もう思い残すことはないかな(笑)」とジョークも。記者陣から「まだまだ数字を重ねていってください」と声をかけられると「頑張ります」と応えていた。
試合前には「俺はポジティブだから。良い試合ができる気がする」と宣言していた通り、谷口はチーム8試合ぶりの勝利に貢献した。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/10/27 17:21