明治安田J1リーグの年間、2ndステージ首位の広島を迎え撃つ年間11位の甲府。ベストを尽くしたとしても勝てるといえるような相手ではない。totoの投票状況を見ても“広島勝ち”への投票は約73%。2ndステージで甲府は現時点での2位(鹿島)、3位(横浜FM)、4位(G大阪)、5位(FC東京)、7位(川崎F)という上位勢には敗れていて、今節(J1・2nd第15節)の1位・広島戦は集大成となる。
広島とは開幕戦(J1・1st第1節/0●2)とJリーグヤマザキナビスコカップ第7節(0●2)で2試合戦っているが、佐久間悟GMが監督兼任になってからはベストメンバーでは戦っておらず、GK河田晃兵、土屋征夫、津田琢磨、マルキーニョス・パラナは今季初の広島戦だし、稲垣祥、下田北斗、伊東純也は途中出場で短い時間プレーしただけ。この“初出”メンバーを加えた今節がどうなるか、読めない面白さという期待がある。
甲府のホームゲームは今節を入れて2試合。ぜひ、10月24日は14時キックオフの山梨中銀スタジアムで、今期最強の甲府が広島に挑む姿を見て、背中を押してほしい。
(甲府担当 マツオジュン)
2015/10/23 20:34