毎日の練習で使う“タニラダー”を使って参加者もウォーミングアップ。率先して盛り上げるのは熊谷駿で、彼が入ると一気に場が和む。
ミニゲームでは6人の選手と参加者をシャッフルしたチームを作って、勝ち残りで対戦。伊東純也を使うのが上手い下田北斗は、参加者にチャンスボールを出すのもうまかった。
公式モバイルサイトの会員向けイベントが今シーズン2度行われた甲府。2度目は10月11日の練習後で、チームから稲垣祥、秋吉泰佑、下田北斗、松本大輝、伊東純也、熊谷駿の若手6人と谷真一郎フィジカルコーチが参加し、抽選で選ばれた会員30人と一緒にプレーするという内容。
谷コーチが考案した「タニラダー」を使ったウォーミングアップに続いて、若手6人とのミニゲームが行われた。ミニゲームでは秋吉、熊谷が明るいキャラクターで盛り上げつつ、ときおり伊東がキレのいいドリブルを見せるなどして、プロのすごさをちょっとだけ体感してもらった。
屋外のイベント終了後は、クラブハウス内の見学と佐久間悟監督との交流会が行われたのだが、ここがすごかった。話好きで、プレゼンのスキルが高い佐久間監督は各質問に対して丁寧に答えてくれたので、1つの質問に対する答えが10分を越えることもあって予定時間を大幅にオーバーしたものの、参加者の皆さんは満足してくれた様子だった。
参加者と選手で撮った集合写真。甲府モバイルサイトのイベントは選手との距離感……近いです。
選手が使うミーティングルームでおこなわれた佐久間悟監督との交流会では、質問に対して佐久間監督がGMの顔を見せた。口頭ではなく、ホワイトボードを使ってクラブやチームについて詳しく説明してくれる。まるで、株主にプレゼンするみたいに完璧な説明でした。
8月22日のイベントでは、山梨中銀スタジアムのピッチでPK体験。ゴールを守っているのは岡西宏祐選手。プロのGK相手にPKを蹴るチャンスなんてそうはないので貴重な経験になったはず。岡西選手は30人連続でPKを受けて、結構本気の反応をしてくれた。
(甲府担当 マツオジュン)
2015/10/23 20:14