今節(明治安田J1・2nd第3節)の甲府戦を一番楽しみにしているのは菊地俊介かもしれない。ここまでリーグ戦(1st第11節/1○0)とヤマザキナビスコカップ(第1節/1○0)で一度ずつ対戦しているが、けがやコンディションの状況によって、菊地はどちらの試合にも出場することが叶わなかった。だが、今節に限っては出場のチャンスがある。そうなれば、日本体育大の同期だった稲垣祥や2013年のユニバーシアード大会で共に戦った下田北斗ら、かつての同僚との初対戦が実現しそうだ。
菊地は稲垣との同級生対決に向けて「稲垣は真面目で、サッカーに対する姿勢に意識の高さを感じていた。大学時代とは、ともに違ったポジションで戦うのは変な感じですね」と、元キャプテンとの対戦を楽しみにしている。
一方で、関東選抜で一緒にプレーしたことのある伊東純也とは、先日甲府との練習試合があったときに「駅まで送らされた(笑)」と仲の良さを感じさせるエピソードを話すなど、交友がある多くの選手と相対する甲府戦を「いろいろな意味で楽しみ」と語り、対戦を待ち望んでいるようだった。
(湘南担当 林遼平)
2015/07/18 19:59