前節(明治安田J1・2nd第14節)の神戸戦(2○1)でJ1通算500試合出場の偉業を達成したDF中澤佑二は、すでに次の目標に向けて走り始めている。「600試合出場を目標にするなら、それはとても長い道のりですね」と苦笑しつつも、しっかりと視野に入れている。
しかし、現在の目標はもっと身近なところにある。それが「シーズンフルタイム出場を達成して、警告ゼロで終わり、フェアプレー賞を受賞すること」である。昨季は自身初となる34試合フルタイム出場を成し遂げたが、警告を1枚受けていたためにフェアプレー賞を受賞できなかった。
今季はここまで31試合にフルタイム出場し、警告はゼロ。24日の2nd第15節・川崎F戦を含む残り3試合のパフォーマンス次第では、500試合出場に続く目標が達成されるかもしれない。37歳の鉄人の野心はとどまることを知らない。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/10/22 19:30