横浜FMは3日の明治安田J1・2nd第13節・仙台戦翌日の4日、宮城県東松島市内でトップチームの全選手、監督、スタッフ参加による現地の小学生を対象としたサッカー教室を開催する。
この活動は東日本大震災が発生した11年から毎年行っており、今年で5回目の実施となる。当日は東松島市サッカー協会加盟チームに所属する約150名の小学生とサッカーを通じてふれあう予定だ。
震災時は母国・フランスにいたというエリク・モンバエルツ監督も日本の一部地域が甚大な被害に見舞われたことを知っている。あれから約4年半が経過し「自分がその場に行くとは思っていなかった」と神妙な面持ちで話した。サッカーに対して並々ならぬ情熱を注ぐ指揮官だが、この話題に関しては慎重な見解を示す。「サッカーの結果よりも、時には生活の中で重要なことがある。追悼の思いを表現し、被災者を勇気付けるためにも、我々は喜びを持ってプレーしなければならない」と力を込めた。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/10/01 19:11