前節の明治安田J2第33節・水戸戦で得点を決めた田代有三とエジミウソン。今節の相手である徳島は、リーグ後半戦になって堅守が目立つが、「僕たちも最近は点を取れているので、焦らずにやれば決まると思って、我慢強く戦いたい」と田代は話す。
田代にとって、徳島はゆかりのある選手、スタッフが多い。徳島の石井秀典、廣瀬智靖、長谷川悠とは2010年に山形でともにプレーし、当時の山形の監督は小林伸二監督、コーチは長島裕明コーチだった。衛藤裕は福岡大学時代の後輩でもある。「知っているスタッフ、選手が大勢いる中で、自分も存在感を示したい。得点も決めたい」と意気込みを語った。
2戦連発中のエジミウソンも、「(前節は)スタジアムに家族も見に来てくれて、子どもたち(娘3人)も得点を喜んでくれた。せがまれていたのでね(笑)」と相好を崩したのち、「3試合連続で決めたい。セレッソに来たのは、みんなを助けるため。チームのJ1昇格に少しでも貢献したい」と、今節へ挑む心境を述べた。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/09/25 19:31