前節(明治安田J2第33節・千葉戦/0●2)、千葉に敗れて今季初めて最下位に転落した栃木だが、前半はリズムのよいパスワークとコンパクトな守備で主導権を握れていた。状態が向上しつつあるのは確かだ。
「先制されても動じずにチャンスも作れていたし、そこまでゲームを持っていけている。2点目を決められて苦しくなったが、今やれていることを続けることが大事。そこはブレずにやっていきたい」
主将の廣瀬浩二は最下位に転落したいま、すべきことをこう語る。
「変わらずに直近の試合に集中すること、目の前の練習に全力を尽くすこと。それと試合では高いテンションがないとゴールは奪えないのでそう持っていけるように準備すること。あとはフクアリにも大挙してくれた力強いサポーターと一丸となって結束すること」
選手たち同士のコミュニケーションもより密にしていく。
「みんなやるべきことはわかっているし、常に僕からも伝えてはいるが、それらをあえて再確認する作業をこまめにやっていく」
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/09/24 20:02