本日29日、天皇杯1回戦で北陸大と対戦する磐田。名波浩監督は早い段階から天皇杯の初戦をサブ組で戦うことを示唆しており、準備を進めてきた。
リーグ戦で出番機会を得られていない選手たちにとっては格好のアピールチャンスだが、練習試合では結果を残せていない。直近の練習試合は24日の東海学生リーグ選抜戦で、1-2の逆転負けを喫した。7月、8月に行われた大学生との練習試合では1勝4敗と不安を残す。
「危機感はスタッフ以上に選手たち自身が感じている」と名波監督。試合前日の28日の全体練習後には、選手間で約10分間青空ミーティングを行い、あらためて意志統一を図った。GK八田直樹は「もっと泥臭く、もっとガムシャラにプレーしないと」と語気を強める。
ベテランからルーキーまで幅広いメンバー構成となりそうだが、チームとして一体感を持ち、確実に2回戦へ駒を進めることができるか。
(磐田担当 南間健治)
2015/08/29 11:14