前節(明治安田J2第29節・磐田戦/2○0)、途中出場で試合を決定づける2点目を挙げた坂田大輔。坂田自身にとっても第3節札幌戦(1●2)以来、約5ヶ月ぶりの得点となり、シーズンの2得点目を記録した。久々の得点については「ゴールできたのは素直にうれしい」とやはりストライカーにとってゴールという結果は心を落ち着かせる最高の材料であった様子で笑顔を見せていた。
今季はもっぱら試合終盤に投入され、試合を締めるクローザーのような役割を与えられている。「もう若い選手じゃないから状況を見ながらやっていかないといけない」と笑いながら話すが自身の役割を認識している。先発奪取について話を向けてみると「与えられた時間の中でしっかりと結果を出すのは先発でも途中からでも変わらない」と坂田らしい言葉が帰ってきた。充実した攻撃陣を抱える福岡にあって坂田のようなベテランの存在はやはり欠かすことはできない。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/08/20 19:06