4月に右ひざ半月板の手術を行い、リハビリに励んでいる松原健。現在はジョギングできるほどに回復しており、9月末の復帰を目指して別メニューでのトレーニングを続けている。
昨季はU-21代表に加えA代表にも招集された右SBは「まずはチームでスタメンを奪い返すこと。そこからステップアップして、代表入りできれば」と、復帰後の目標を見据える。
東アジア杯では、世代別代表で仲のいい遠藤航(湘南)がA代表デビューを果たし、定位置であるCBではなく、北朝鮮戦と韓国戦では右SBを務めた。これを見た本職の松原は「おとなしくCBにいろよ」とLINEトークでプレッシャーをかけるも、「SBも悪くないね」と遠藤。しかしその後、「(北朝鮮戦で武藤雄樹への)アシストのときくらいしか前に行けなかった。やっぱりお前すごいな」と敬意を表されたそう。互いのよさを知り、好きなことを言い合える仲間の存在も、復帰への励みとなっている。
(新潟担当 野本桂子)
2015/08/09 22:03