30日の練習後、新外国籍選手のエジミウソンとマグノ・クルスの起用法について問われたパウロ・アウトゥオリ監督は、「プロセスは大事にしないといけない。彼らが来てわずかしか時間は経っていない。今まで積み重ねてきたことは大事にしたいし、一緒にやってきた選手も信頼している。すべてを考慮に入れて考えないといけない。全員がどんな状況になっても、一つになって戦い続ける集団であって欲しい」と話した。
「全体のレベルも上がって、いい競争になっている。チームのために全員で頑張ればいい」と語ったのは田代有三。エジミウソンとマグノ・クルスがサブ組としてプレーしたこの日の紅白戦は、両チームの意識の高さが感じられる締まった内容となった。
「二人とも動ける。気持ち的にもフレッシュだと思うし、チームのためにしっかりやってくれると思う」と話したのは橋本英郎。
組織として形ができてきた現在のチームに2人の新外国籍選手がどう融合していくのか。C大阪にとって、今後の焦点ともなりそうだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/07/30 20:43