18日のJ2第24節は長崎戦。大分アカデミー出身の井上裕大・岸田翔平・刀根亮輔をはじめ、2012年に大分のJ1昇格に貢献した“伝説のキッカー”石神直哉、大分市出身の神崎大輔、日田市出身の武内大と、大分に縁の選手が多い相手だ。
大分側でも、古巣戦となる山口貴弘、かつて石神とホットラインを築いた三平和司ら、対戦を楽しみにしているメンバーは多い。古部健太と立命館大の同期である阪田章裕は「古部より石神との対戦が楽しみ」と早くも戦闘態勢だ。
西弘則は、元同僚の井上との対戦に闘志を燃やす。「アイツ新婚で浮かれてるんでまずは削ってやります」と言うが、その確執は意外に根深く頭髪問題にまで及ぶらしい。
「あの若さにしてすでにあの薄さはちょっとヤバい。僕がアイツの年齢の頃はもうフッサフサでした」
逆に西の身にここ3年で何があって現在に至るのかと心配になるコメントだが、そんなツッコミどころを許すわけにはいかない。ハゲしい戦いの火蓋が切って落とされる。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2015/07/15 18:49