25日に揃って誕生日を迎えた西弘則と松本怜。隣合わせのロッカーの前で「西くんおめでとう」「怜くんおめでとう」と互いを祝った。
そんな西に新たな刺激を与えているのが、流経大の後輩・石川大徳だ。名前が同じ「ヒロノリ」で、大学では西は「ヒロ」、石川は「ノリ」と呼び分けられていた。当然それを引き継ぐつもりで移籍してきた石川だったが、いざ来てみると、すでに昨季から強化指定選手で在籍していた鈴木義宜が「ノリ」と呼ばれていることを知り動揺。「面倒なことになった…」と頭を抱えた。
石川も鈴木も「ノリ」と呼ばれながら日々は過ぎたが、田坂監督も練習中の混乱を避けたのか、ある日突然、鈴木を「ヨシ」と呼んでみた。だがしっくり来なかったのか、石川は「多分まだ模索中ですね…」と息をのんで状況を見守る。
混迷をきわめる呼称問題に一石を投じるように、西が石川の秘密のあだ名を教えてくれた。それは某漫画の登場人物名だったが、石川の意向としては全力で伏せておきたいらしい。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2015/02/25 18:15