今季の仙台のキャンプでは、手倉森誠監督は意図的に昨年のレギュラーをバラバラにして、選手の組み合わせパターンを多く試している。そのために昨年のJ1で合計27点を叩き出した赤嶺真吾とウイルソンが2トップを組むことはほとんどなかった。2月26日のACL・ブリーラム戦でも赤嶺からウイルソン、という交代だった。J1開幕戦・甲府戦出はいよいよこの二人の2トップが実現する模様。
手倉森監督は「いまは赤嶺とウイルソンの状態がすごくいい。開幕戦ではスコアラーにこの二人が出てくると思います」と期待を寄せる。ウイルソン本人も「いまはACLのときよりも状態がいい。100%に近い状態で開幕を迎えられます」と頼もしい。
「まずはチームの勝利が一番。そのなかで、自分もゴールして開幕戦を終えることができればもっと自信になります」と甲府戦に向けて意気込んでいる。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/02/28 20:18