3月12日にACL・江蘇舜天戦で0-0と引き分けた仙台。
試合自体もアウェイの威圧感の元で厳しい内容を強いられたが、しっかり耐えた。しかし、仙台にとって初めてのACLアウェイ戦だったこの試合は、その前後でもいろいろと「洗礼」を受けたようだ。
まずは成田発の飛行機が強風のために2時間遅れで離陸。フライトにも4時間弱かかり、到着した頃には屋外の練習場が使えなくなっていた。手倉森誠監督によれば「宿泊先の宴会場を借りてストレッチなどをした」という。試合日も午前中に体を動かそうと外に出ようとした選手たちは、既に安全のために警察などがホテルのまわりで警備していたというので引き返したとのこと。
試合のあとはその日のうちに上海までバスで約5時間移動、翌日に帰国した。
「この移動は今までにない経験です。でもタフになれるということで、このタイトな日程もプラスにとらえたい」とは石川直樹。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/03/14 20:52