長谷川健太監督が明治安田J1・2ndステージ早々に待ち受ける過密日程に頭を悩ませている。11日に始まる2ndステージで、7月に予定されるのは他クラブより多い6連戦。8月11日にリバープレートとのスルガ銀行チャンピオンシップを戦うことで、2nd第6節の鳥栖戦が前倒しになったためだ。
「ACLにも経験が生きるし、こういうチームと公式戦で戦えるのはお金を出しても作れないチャンス。すごく幸せなこと」とアルゼンチンの雄との対戦を待ちわびる一方で「ただ、その試合をするぶん、リーグ戦の日程が詰まるのはどうかなと思う。せめてリーグ戦の日程は他チームと同じにして、間にこういうカップ戦を挟んで欲しい」と話した。
鳥栖戦が挟まるために、中2日の試合が2試合待つだけに指揮官の悩みももっともなこと。「日程的にはキツいけど、そのぶん、乗り越えて結果を出せば価値がある」と夏場に強いチームの真骨頂を見せ付けるつもりだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/07/02 19:08