前節・北九州戦(3○2)でCKを蹴って片山瑛一のゴールを導いた伊藤大介。プレスキックから今季初アシストを記録し、「こんなに長くセットプレーから得点が奪えないことは久しぶりだった。うれしかったです」と胸をなでおろした。
得点力に問題を抱えるチームにとって、セットプレーからの得点力向上は重要なテーマに挙がってきた。相手も警戒する岩政大樹だけに頼らない形を練習してきた成果が実った格好だが、伊藤は続けて結果を出すことの重要性を語る。
「北九州戦で一つ結果が出たことで自信もついてくるし、さらに結果が出てくれば、中の人も信頼してくれてタイミングも合ってくると思う。続けて取れると相手も警戒してくるようになって、こっちがセットプレーの時に主導権を握れるようになる。もっと結果を出していきたい」
2日のセットプレー練習でもゴールが生まれた。タイミングは合い始めている。伊藤のプレスキックに注目したい。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/07/02 18:31