「大砲との戦いになるので(笑)」
長崎戦に向けての囲み取材で井原正巳監督はそう話した。大砲とは現役時代、’’アジアの大砲’’の異名を取った長崎の高木琢也監督のこと。井原監督も現役時代は’’アジアの壁’’の異名を取ったが2人は67年生まれの同い年。その2人が監督として初対戦を迎える。
井原監督は高木監督について「監督として結果を出している素晴らしさというのは自分が今年、その立場になって改めてすごいなと感じている」と最大級の賛辞を贈っていた。
しかし、それだけでは終わらず、「現役時代はあまり走るのが好きじゃなかったけどチームには走らせているところもさすがだなと思います(笑」と旧知の仲だからこその冗談も飛ばしていた。
福岡にとっても勝ち点差2で追ってくる長崎との対戦は正念場。井原監督も「高木もすごく意識はしていると思う。向こうも勝ち点2差で下にいますから意地もあると思う。そういうぶつかり合いになる」と厳しい戦いを覚悟していた。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/06/26 15:16