前節(明治安田J1・1st第15節)の山形戦(2△2)からCBにポジションを戻した昌子源が、今節もCBでプレーすることになりそうだ。昨季からレギュラーの座をつかんだ昌子にとって山形戦は「60試合くらい出てきたなかでワースト」というでき。山本脩斗の離脱を受け、急きょSBで出場してきたことが影響し、身体感覚をCB仕様に戻すことができず2失点に絡んだ。あまりの不甲斐ない内容に、試合後にはキャプテンの柴崎岳が「ミスのレベルが低い」と苦言を呈す場面も見られた。次の試合への影響が心配されたが、昌子は「岳が厳しいことを言っていたけれど、あれは自分に対してだと思う。キャプテンにそういうことを言わせてはいけない。そう言わせてしまったことが申し訳ない」と、真摯に受け止めていた。
今節の対戦相手となる横浜FMにはアデミウソンがいる。「下がったら終わりだと思う。できるだけ強気にいきたい」と、汚名返上のため強い気持ちでぶつかることを誓っていた。
(鹿島担当 田中滋)
2015/06/18 07:00