1日、鹿島から柴崎岳が日本代表へ順当に選出された。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督になってから定位置を得たわけではないが、その高い要求レベルに触発されJリーグでもつねに高い水準を保ってきた。
「前よりは欲もあると思いますし、いまはそれが良い方向に働いているとは思っているので、この状況は長く続けたいなと思いますし、またさらに向上できると思います」
先日の5月28日に23歳になったばかり。同い年の武藤嘉紀のマインツへの移籍が発表されるなか、柴崎も海外を視野に入れているがあくまで冷静さを保つ。
「日本代表や未来のことに関しては、いつも想像はしています。それがいつのタイミングになるかは人との巡りあわせなど、いろんな巡りあわせの問題もあるので、僕自身の力だけではどうこうできない部分もある」
その視線が向くのはまずは水曜の明治安田J1・1st第10節・G大阪戦。「勝ち点3を積み上げるだけで上位にも食い込める」と勝利を誓っていた。
(鹿島担当 田中滋)
2015/06/02 20:30