明治安田J2第8節(長崎戦/2△2)からセカンドGKとして、有事に備えている高丘陽平。GKは途中から出番が回って来ることも少ないが、プロ2年目の若武者にとってはベンチに入るだけでも大きな経験になっている。
「緊迫した状況を間近で見られるという事は大きいと思います」(高丘)
囲碁で岡目八目ということわざがあるように、ピッチに立つ事はなくとも外から日々勉強。公式戦という真剣勝負の場だからこそ学ぶモノは大きかった。
その姿勢というのは日々の練習でも変わらない。「日々の練習のプレーをもっと突き詰めてやっていくことや、ピッチ外でどれだけ良い準備を行うか、どんなふうにイメージトレーニングをしていくかだと思うので、そこを意識してやっていきたいです」と高丘が語るように、日々どん欲に練習を行い、居残り練習も見慣れた光景になった。下部組織出身3人目のデビューを目指すべく、常に準備を怠らない19歳の若き守護神は出番に備える。
(横浜FC担当 松尾祐希)
2015/05/29 20:25