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ここ9試合で浦和に一度も勝てていない鹿島が埼玉スタジアムに乗り込む。最後に勝利したのは10年3月6日(同年J1第1節/2○0)。ゴールを決めたのは、いま浦和のエースとなっている興梠慎三と、神戸で現役を続けているマルキーニョスだった。
4バックを攻略するために生み出された[3-4-2-1]の特殊なフォーメーションには、いつも苦労させられることが多いが、なぜか昨季から2年連続で浦和と広島という同じ戦い方をしてくる2チームとの対戦が続く日程となっている。昨年は、J1第17節で浦和(1△1)、第18節で広島(5○1)だったのに対し、今年は明治安田J1・1st第12節で広島(2△2)、第13節で浦和と対戦。鹿島の選手たちは、通常の戦い方から頭を切り替えたまま次の試合にも臨めるこの日程を歓迎していた。
21日で23回目の誕生日を迎えた土居聖真も「広島戦が良い予行練習になっている」と自信をのぞかせる。対戦成績についても「僕が先発に定着してからは負けてない」と昨季2つの引き分けをポジティブに捉えていた。
(鹿島担当 田中滋)
2015/05/21 07:00