ファン・ソンスが古巣磐田戦(明治安田J2第15節)へ向けて気持ちをたかぶらせている。12年まで磐田でプレー、13年に群馬へと加入し今季3年目。磐田を離れてから3シーズンが経過するが、古巣との対戦はやはり特別という。
オフ明けのトレーニングを終えたファン・ソンスは「ジュビロで知っている選手はもう半分くらいになってしまいましたが、自分を育ててくれたチームなので感謝の気持ちが強い。古巣ですが、いまチームは連敗中なので切実に勝ちたい。自分のゴールで勝てれば最高です」と話した。
今節は、チームメートのアクレイソンが負傷欠場の可能性が高いため、ファン・ソンスの磐田戦先発がほぼ確実。昨季は1分1敗で、敵地ヤマハスタジアムでは0-2で敗れている(J2第6節)。「去年勝てなかったので、勝つことで、磐田のサポーターへ自分の成長を伝えたい」。ファン・ソンスは強い気持ちで古巣へ乗り込む。
(群馬担当 伊藤寿学)
2015/05/21 07:00