今節(明治安田J1・1st第12節)、川崎Fが迎えるのはG大阪戦。井川祐輔にとっては広島、名古屋に続く”古巣3連戦”のラストゲームである。在籍経験のあるチームと3連続で当たることは珍しくこれに対しては「ちょっと疲れました」と苦笑い。「勝ててなかった状況でこの対戦が回ってきて、そこで自分が出て勝ちたいという思いがあったので」と”疲れた”理由を語る。「でも」一言起き、こう続けた。「心地良い疲れでしたよね」そんな井川は33歳になるが、ここにきてサッカーへの姿勢が一層強まったという。
「経験を生かして気づくこともあるし、新たな課題とか”これができたな”とかに気付けている。まだメンタルは若いですし、いつまでたっても成長したいというのがある。そこがサッカーを楽しめている要因。もっとうまくなりたいなとは思っています」
“サッカーは年齢じゃない”。大久保嘉人、中村憲剛に続き、この言葉を井川がピッチでこれからも体現してくれるだろう。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/05/13 21:45