3日の岐阜戦(明治安田J2・第11節/2○1)では、コンディション不良で主将の前田和哉が欠場。代わりにキャプテンマークをつけて試合に臨んだのが副主将の一人、星原健太だった。試合前のコイントスや試合終了後のサポーターへの挨拶のリードなど、とにかく慣れない仕事が多く「大変だった」と振り返ったが、中でも緊張したと言うのが、試合前のロッカールームでの『声掛け』だったとか。
「選手や、監督、コーチ、その他スタッフがいる中でキャプテンとして声を掛けなければならない。そこでどんな言葉を口にすれば良いのか、前夜に必死で考えた。要は、『絶対に試合に勝とう』という内容だが、それでは尺が足りないので、無駄な言葉を付けたしながら何とか形にした。周りの反応? みんな「考えてきたな」って顔をしていた。その大仕事を終えた瞬間に完全にリラックスしましたよ」
そして、渡大生の先制ゴールを見事にお膳立てしたのでした。めでたし、めでたし。
(北九州担当 島田徹)
2015/05/04 15:29