G大阪の闘将が、アウェイで行われるACLグループF第5節・広州富力戦に向けてスタンバイしている。
明治安田J1・1st・第6節の湘南戦(2○0)は、コンディションの問題もあってベンチ入りもしなかった岩下敬輔。20日の非公開練習後、長谷川健太監督は「今日チェックしたが大丈夫」と岩下の出場にゴーサインを出した。
前節のACLグループF第4節・ブリーラム・ユナイテッド戦(2○1)も遠征に帯同しておらず、岩下は未だACLの勝利を味わっていない。「ピッチやレフェリーとの兼ね合いなどアウェイ独特の部分もあるが、落ち着いてやりたい」と闘志を燃やしている。
開幕戦の広州富力戦(0●2)で敗れた後、悔しさのあまりミックスゾーンに目を赤らめて姿を見せた岩下。ホームで苦杯を舐めた相手エースのハメアドラー封じは不可欠だが「カウンターへの対応は大事になる。前回はそんな攻めでやられているので、同じミスを繰り返さないようにしたい」。完全敵地で見せる背番号8のパフォーマンスも勝敗の鍵を握っている。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/04/21 07:00