木山隆之監督にとって今節の対戦相手である千葉は12年シーズンに指揮を執った古巣。「1年間だけだったけど、ベストを尽くして仕事をした」という千葉にはチームを離れてからも愛着を持っていたようで、翌年にコーチとして加わった神戸在籍時も「神戸も昇格するけど、一緒に千葉と昇格できれば嬉しいと思っていた」と話す。
しかし、今節はその愛着あるチームが対戦相手となる。愛媛はこれまで千葉には勝利したことがないが、木山監督はそのことを知ると、「そうなの?でも、俺、負けかけたよね!? 最後に追いつかれて危なかった試合」と自身が千葉を指揮していた12年・第36節(2△2)のことを思い出していた。
もちろん悪しきジンクスをいつまでも続けるつもりはない。「ひと泡吹かせてやりたい」と強気の言葉を吐き、木山監督からは、同時に「勝ちたぁい…」という心の声が漏れてきた。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/04/16 19:17