明治安田J1・1st第5節・鳥栖戦(0●1)に敗れてリーグ戦は1勝4敗。13日は先発11人がジョギングとストレッチ中心のリカバリーメニューをこなし、約30分で終了となったが、解散する直前の輪の中で、選手たちに一言伝えたのはキャプテンの山岸範宏。
「悪いプレーをしての負けじゃない。ただ、悪い内容じゃないんだけど勝ち点を落としてしまっているというのは、循環としては非常によくない」と負け癖がつかないように指摘したうえで、「サッカーにはいろんな要素があるが、わずかなところでの厳しさだったり、詰めのところだったり、周囲の状況把握だったり、本当にわずかなところで勝負を分ける差になってきてしまっている。そこはブレずに、自信を持ってトレーニングから突き詰めていこう」と呼びかけた。
昨年の逆転昇格も地道な積み重ねが最後に実を結んで実現した。勝利という結果につなげたいと焦る気持ちがなくはないが、チームはいまこそ足元を確かめる必要がある。
(山形担当 佐藤円)
2015/04/13 19:55