このところクラブハウスに最後まで残って練習を続ける選手が一人いる。U-22日本代表の豊川雄太だ。
今季は、けがやマレーシアで行われたAFC U-23選手権2016予選に出場していたため、所属する鹿島では公式戦での先発がない豊川だが、代表チームではその積極性を買われており攻撃のスイッチを入れる役目を担っている。ただ、本人はさらなるレベルアップに余念がなく、チーム練習が終わったあと、安藤貴之フィジオセラピストと二人三脚で身体の使い方や動かし方、柔軟性を向上するトレーニングに励んできた。
「良くなってきているのが実感できるので楽しいです」と豊川。次節(明治安田J1・1st第5節)の新潟戦では、同じポジションのカイオが出場停止ということもあり、久々に出番が回ってくるかもしれない。
(鹿島担当 田中滋)
2015/04/11 07:00