昨季、ルーキーながら18試合3得点という結果を残していた野村直輝。今季は2年目ということもあり、「周りが自分の特徴を分かってくれていてやりやすい。去年の今頃と比べるとやりやすさは全然違う」と本人も手ごたえをつかんでいる。
ただ、その手ごたえとは裏腹にミロシュ・ルス監督が就任してからというもの、試合に出場することができていない。そんななか、3月30日に行われたユースとの練習試合では1得点と結果を残してみせると、4月5日の明治安田J2第6節・磐田戦(2●3)では、今季初めてベンチに入りすることに成功。少しずつではあるが、指揮官からの評価も高まってきている。
「試合に出られていないので力が有り余っている」という野村は、8日の練習で、みぞれ混じりの雨が降る悪天候でも、懸命にプレーする余り、身に付けていたネックウォーマーがどこかに飛んでいってしまうほどの熱いプレーを見せていた。次はその有り余っているパワーをピッチの上で見せてくれるはずだ。
(横浜FC担当 松尾祐希)
2015/04/08 17:20