明治安田J2第5節・札幌戦で菅沼駿哉が京都デビューを飾った。ボランチで起用されたバヤリッツァに代わってCBでフル出場。フィジカル自慢のナザリトを相手に、一歩も引かない守備で勝利に貢献している。
3日の練習は過密日程を考慮した和田昌裕監督の方針で別メニュー調整の選手が多い中、「みんなは連戦だけど、僕は休んでいる試合が長かった。ここで休むのは違うと思ったし、僕はそのままの勢いで行った方がいいんです」と志願の練習参加で汗を流した。
5日の第6節・千葉戦では待ち望んだ西京極デビューが濃厚だ。「(今季、西京極での)1試合目から2試合目にかけて、サポーターの人数が減っているのはみんな分かっている。次も勝てないともっと減ってしまうと思っている。サポーターの方たちを裏切らないようにしたい」。情熱系CBは危機感を持って、ホーム初勝利をどん欲につかみにいく。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/04/05 07:00