雨が降りしきる18日の夕方、フィールドプレーヤーとGKに分かれてメニューをこなしている最中に清水圭介が負傷した。2日後にクラブから発表された診断の結果は「左足関節脱臼骨折、全治3カ月」というものだった。
即戦力として今季、大分から加入した清水。国分キャンプから正GKとして信頼を積み重ねてきただけに、無念の離脱となる。和田昌裕監督は「(杉本)大地と(山田)元気が怪我の間、ずっと一人でゴールマウスを守ってくれた。本人もショックを受けているが、怪我をしても彼はチームの一員だ」と気遣う言葉を口にしている。
明治安田J2第3節・大宮戦では杉本大地が先発する。昨年11月末に左足の手術を行い、2月28日に静岡で行われた新潟戦(非公開)で実戦復帰。「その試合は全然駄目だったけれど、練習試合を重ることで感覚も戻ってきた。頭の中でやるべきことが整理できているし、あとは試合でやるだけ。(清水)圭介君の安定感を見習いたい」と意欲を燃やす。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/03/20 16:25