今節の明治安田J2第3節で対戦する大宮の渋谷洋樹監督は昨夏、日本サッカー協会が認定するS級コーチライセンスを取得する為に必要な海外クラブでの研修先にタイのチョンブリーFCを選んだ。
当時、チームを率いていたのが現在、京都を指揮する和田昌裕監督。2人は現役時代に和田監督が松下電工、渋谷監督がNTT関東の選手として対戦経験があり、2歳年上の和田監督は渋谷監督を快く迎え入れた。
滞在期間は約2週間。練習やミーティングに帯同し、クラブを離れてもほぼ毎日一緒に食事をとりながらサッカー談議に花を咲かせたという。
渋谷監督について和田監督は、「すごく真面目で人柄も優しい。選手に信頼される指導者やと思う」と話す。監督として対戦するのは今回が初めてとなり、「鹿児島キャンプのオフの日に大宮の練習試合を見に行ったり、プレスカンファレンスでも会った」(和田監督)と親交が続く指揮官との対戦を楽しみにしている様子だ。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/03/19 16:57