11日、小雪舞う寒さの中で行われた練習にて、フォルラン、玉田圭司、関口訓充が並んだ攻撃陣が鮮やかに守備陣を崩してゴールを陥れる場面があった。
3人は明治安田J2開幕戦の東京V戦(1△1)でも個々に持ち味を発揮していた。玉田は、「コンビネーションは練習や試合を重ねて少しずつ積み重ねていくモノだし、試合でしか分からない部分もある。これからさらに試合をこなしていく中で、どんどん良くしていきたい」と意欲を語る。
開幕戦の結果については、「勝つことがもちろん一番だけど、長丁場のJ2、引き分けで得るモノもある。開幕戦で勝てば勢いに乗ったかも知れないけど、このままいけそうだなと、緩い気持ちになったかも知れない。引き分けたことで、(J2は)簡単ではないとあらためて気が引き締まった。すべてをプラスに考えたい」と受け止めた。
経験豊富な玉田のプラス思考はチームの行く先を明るく照らす。そのメンタルをチーム全体に浸透させ、C大阪は15日に行われるホーム開幕戦、明治安田J2第2節・大宮戦に挑む。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/03/11 18:33