4日の練習場には見慣れぬ光景が目に飛び込んだ。その光景とは、武田英二郎がアンドレ・バイアやブルーノ・セザル、アリソンの3選手に練習内容や監督の言葉を英語で身振り手振りを加えながら間に入って教えている光景だ。というのも、この日は早川エジソン正吉通訳が諸事情により練習を欠席。ブラジル人選手たちとのコミュニケーションを曺貴裁監督の命により、英語ができる武田が受け持った形だ。
練習後、武田に話を聞いてみると「5年間イギリスに住んでいたこともあって、英語に関しては曺さんよりできると思う。バイアが英語を話せるので、まずはバイアに伝えて、そのあと他のブラジル人選手たちに伝える形でやっていました」と、通訳業務を見事にこなしていたことが明らかに。
その非凡な英語力を再びピッチの上で披露するかは別として、「やっとチームのスタイルも染み付いて来ていて開幕が楽しみ」とシーズンの開幕に期待を伺わせていた。
(湘南担当 林遼平)
2015/03/05 07:00