大宮との練習試合を明日に控え、27日の全体練習は75分ほどで終了したが、ここから石﨑信弘監督はさらに本領発揮。
選手数名を指名し、大きな負荷がかかるゲーム形式の1対1や2対2を繰り返した。終わったあとは立てないほどハードな内容だったが、今度は瀬川和樹、高木利弥、汰木康也の3人を指名し、『フィジテク』が始まった。
石﨑監督考案のフィジテクはパターンが数多くあるが、今回は石﨑監督との1対1。股下を通したボールをターンして拾いに行く動作の繰り返しや、ランダムに放り投げられたボールを走って拾いに行くものなど、野球の100本ノックのようなテイスト。根性なしでは乗り越えられない。
しかし、やり終えたあとの瀬川はクールだった。「下半身が棒になるし、頭も真っ白になる」と振り返りながらも、「楽しかった。ほかの二人の様子もおもしろく見てた」と余裕の発言。根っからのM体質であることをうかがわせた。
(山形担当 佐藤円)
2015/02/27 15:01