22日の神戸とのプレシーズンマッチで後半からの途中出場を果たした川島大地。昨年の4月17日のリーグ戦第7節の磐田戦(3○2)で負傷して以来の本城陸上競技場でのプレーを「懐かしかった」と振り返った。
その神戸戦では新戦力の近藤祐介に代わって左サイドハーフとしてプレーしたが、実は今季の川島は左SBでのプレーにも挑戦中で、「プレーの幅も、出場へのチャンスも広がるから」と前向きに取り組んでいる。そんな姿勢によって左SBとしてのプレーは目に見えて向上しているのだが、柱谷幸一監督は「守備に関するプレーの習得が早いのには驚いているが、あれは持ち前のサッカーセンスのおかげじゃないかな」と分析。
確かに独特のセンスは攻撃時のプレーに表れていたが、守備時にある特徴を発見したので本人に聞いてみた。「ボール保持者の目を見て対応している? ハイ、昔からそうしています。目には意思が表れる。次に選択しようとしているプレーを示すサインが目には表れるものなんですよ」。確かに『目は口ほどに物を言う』なんてことわざもあるしっ!
(北九州担当 島田徹)
2015/02/25 18:30