GK榎本哲也が元チームメートで5日に現役引退を発表したV・ファーレン長崎のMF佐藤由紀彦との思い出を語った。
二人はいずれも03年の優勝メンバーだが、榎本は佐藤に頭が上がらないという。その理由は03年に優勝を決めた2ndステージ最終節・磐田戦にあった。榎本は「あの試合、自分は前半に暴力行為で退場してしまった。代わりのGKは下川(健一)さんだったけど、交代したフィールドプレーヤーが由紀彦さんだった。あのときのことは、いまでも申し訳ないと思っている」と明かし、当時を懐かしそうに振り返った。
一生頭が上がらない選手の引退については「ビックリした。お疲れさまでしただけど、自分の場合は『andごめんなさい』です」と神妙な面持ちで締めくくった。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/11/06 16:51