前橋育英高出身のファン・テジュンが3日、高校サッカー選手権大会群馬県予選準決勝・前橋育英高対桐生第一高を観戦した。試合は育英が4−1で勝利。母校の勝利をピッチサイドで見守ったファン・テジュンは自らの高校時代を振り返り、「自分は選手権のときが一番輝いていたし、あのころが一番、キャーキャー言われていた(笑)。高校3年に戻りたい」と自虐的に話した。
そして8日の決勝・前橋商高戦へ向かう後輩に「前商とのゲームだし、絶対に勝ってほしい」とエールを送った。ちなみにファン・テジュンは、松本の岩沼俊介と同期で3年次には全国大会に出場。PK負けで初戦敗退となったが、試合終了間際に同点ゴールを決めている。
(群馬担当 伊藤寿学)
2014/11/05 19:51