いよいよ秋めく中、いぶきの森練習場は、毎年恒例のカメムシ大発生の時期を迎えている。
24日、カメムシの襲来に慌てふためく人々をよそに、徳重健太は、「黒だから大丈夫」とその猛威を一蹴。白い服がカメムシの格好の標的になることを想定し、黒シャツでリスクヘッジするクレバーさを見せた。
前々節のJ1第28節・徳島戦(2△2)で今季リーグ戦初先発を果たし、前節のJ1第29節・鹿島戦(0△0)を含めて2戦連続でゴールマウスを守った徳重は、「周りが声をかけてくれたし、気持ちをもって入ることができた」と振り返る。
鹿島戦には家族も観戦に訪れた。ホームでの勇姿を今季初めて披露したが、「まだ無理。『寝る』って…(苦笑)」と、愛娘と生まれて4ヶ月の愛息はあまりに幼く、カッコイイ親父を示すには至らず。ただ、「嫁はね」と、ホーム戦にまつわる徳重家の様子を教えてくれた。
徳重は、「試合は変化する。メンバーである程度の予測はできるが、客観的に捉えたい」と今節のJ1第30節・大宮戦をクレバーに見据えた。なお、出場すればJ1通算100試合目の出場となる。
(神戸担当 小野慶太)
2014/10/24 18:27