前節、ホームで湘南との戦いを終えた東京V(第36節/0△0)。首位の相手だったが勝てるチャンスもあっただけに「悔しくて眠れなかった」(冨樫剛一監督)と選手、スタッフにとっては悔しい引き分けになった。
悔しさを胸に東京Vは翌日12日、ヴェルディグラウンドで水戸とのトレーニングマッチを行った。トレーニングマッチは1-1の引き分けとなったが、出場した選手たちにとっては公式戦出場に向けて大事なアピールの場、経験値を上げる場になった。
CBとして出場した畠中槙之介は「すごく勉強になった」と鈴木隆行とマッチアップについて話す。「体はすごく強くて、動き出しがうまく、ギリギリだった」と畠中が現在取り組んでいる前を意識した守りに対して鈴木隆行の動き、プレーは今後の参考になったようだ。
スタメンで出場している選手だけなく、モチベーションの高い若手選手たち。来期のことも見据え、更なる成長を遂げて欲しい。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/10/13 07:00